高川山の山頂でフルグラを食べた話
〇はじめに
こんにちは!いえこもりです!
山頂で食べたいものと言えば何でしょうか?
はい、フルーツグラノーラですね。
(知らない方に補足ですが、私はフルグラが大好きなのです)
ということで、代休を勝ち取った4/14金曜日に登山してフルグラを食べてきました。
今回登った山は、山梨県は大月市の高川山です。初心者向けらしいです。
大月駅からおむすび山経由で山頂を越えて初狩駅へ向かうルートにしました。
言うまでもないですが、当然ぼっちです。いつも通りですね。
◎登り
スタートはJR大月駅です。
新宿発のあずさが満員で、しぶしぶ1時間通路に突っ立って過ごしました。
↑さくら祭りの季節だったようですが、私の目的はフルグラですので当然スルー
登山口は、完全に民家の庭です。
誰もが絶対戸惑うと思います。
あと、民家のすぐ奥にクマ注意の看板が出ています。
前情報としてクマの話は聞いていたので、クマ避けの鈴のアプリをダウンロードしていました。一定間隔で、チリーンチリーンって結構な音量で鳴らしてくれます。
便利な世の中ですね。
登り始めるとすぐに、カタクリの群生地がありました。
正直、この辺の知識はまるで皆無なので、ピンク色で春っぽいなぁーとかその程度の感想しか持てなくてちょっと切なかったですね。
ちなみに、昔はその名の通り片栗粉の原料として用いられたらしいですよ。賢くなったね!
山頂までは、尾根沿いにひたすら進んでいきました。
登っては下って、また登っての繰り返しで結構しんどかったです。
それに、時期的に山道の整備がこれからだったらしく
草や木がもう、自然ありのままの姿って感じで歩きにくい。
半ば分け入って進んでいくみたいなこともしばしばでした。
草とかチクチクするし、クモの巣も貼ってたりするしで、ひたすらうっとおしかったんですけど、心のどこかでちょっとワクワクする辺り救えない性格してるなと。
↑草ばかりでどこを進むのか分からないような所も
↑そこそこの頻度で木が倒れていました
そして、普通のスニーカーと大差ない靴でのぞんだ結果、一回ズザーーーーみたいなこけ方をしました。え、やべえ、尾根から落ちたらシャレにならねえ、ってこれ以降はかなりビビりながら進みました。
登山の際には、ちゃんとトレッキングシューズを使うべきですね、今回の反省点です。
↑分かりにくいですが、転んだ跡がついています
ただ、雲一つない快晴のなかで、
見晴らしの良い尾根沿いをぐいぐい進んでいくのは中々いい気分でした。
↑どんどんと街が小さくなっていくの見るのは楽しいものです
↑なんか妖精とかスタルキッドとかが座ってるのが見えそうな木
また、休憩中には当然フルグラを食べていました。
ただ、屋外で袋から直にボリボリするのはさすがに気が引けたので、水筒に仕込んで持っていきました。
我ながら良いアイディアだと思います。みんなも試してみてね。
(知らない方に補足なのですが、フルグラはそのまま食べてもおいしいのです)
↑この水筒一本で120g分くらい入ります。
さて、山頂が近づくにつれて徐々に傾斜がきつくなっていきました。
最近はあんまり走っていないとはいえ、100キロ走ったりする程度には体力に自信があったわけですが、このあたりの登りは本当にしんどかったです。
足腰やら心肺やら肉体的な面もそうですが、とにかく滑らないようにと集中する必要があり精神的にとても疲れました。
何度も休憩しながら30mくらいずつのペースでじわじわと登っていきます。
↑ロープが切れたらどうしようとか考えたりしてました
↑仙人の修行かよって感じの斜面
↑どうすんんだこれって一瞬立ち止まった場面。でも意外となんとかなるもんでした。
◎山頂
そうして、急斜面を進んでいくと案外あっさり山頂へたどり着きました。
高川山はさえぎるものの無い360°のパノラマが売りとは聞いていましたが、
実際に行ってみるとこれが中々素晴らしい。
あいにく季節柄霞んでいますが、富士山もばっちり見えます。
では、本題のフルグラと参りたいわけですがちょっと問題が。
山頂にはすでに何人か登山客がいて、堂々とフルグラ食べるのは恥ずかしかったのです。
いや、悪いことしてるわけじゃないんですし、このためにわざわざ苦労して登ったわけなんですけど、いざ実際に食べるとなると人の目が気になるというか。
爽やかな景色の中、コソコソと人の目を盗みながらフルグラを食べるなんて中々貴重な経験・・・のはずです。
↑フルグラと富士山。コソコソ写真を撮ったのでフルグラが逆光になっちゃっています。
写真からも分かりますが、牛乳は衛生的に問題がありそうだったので常温で持ち歩ける豆乳で代用しています。
どうでもいい話ですが、私の家には牛乳を買い忘れた時用の豆乳が常備されています。フルグラ好きには有名な話ですね!多分!
で、肝心の味の方なんですけど、まぁ普通っていうか急いで食べたのであんまり感慨にふけることができないという。
ただ、常温なので爽やかさに欠ける感じはしましたね。みなさんには、きちんとクーラーボックスを使って冷たい牛乳をかける方が良いだろうとアドバイスをしたいと思います。僭越ながら。
◎下山
では、お腹もきちんと膨れたところで下山です。
ただ、下りの初狩駅側のルートは、整備もきちんとされていて非常に歩きやすかった。
登り側の若干サバイバルめいたコースとは違って、まさに楽しい登山というコースで気分よく帰ることができました。
↑木漏れ日がとても心地よいです
↑道も広くて歩きやすい
そして、あっさりゴールの初狩駅までたどり着きました。
総合的にみて、大変有意義なフルグラのある休日を過ごせて満足です。
みなさんも、社会人が貴重な代休をつぶして山頂で食べてみたくなるような、魔法のシリアル「フルーツグラノーラ」を食べてみてください。
そして、山頂フルグラチャレンジが世界に広がることを願っております。
◎おまけ
初狩駅では、温泉に行きました。結構インパクトがあったので別記事にしてますのでよかったら。